不眠の悩みありますか?
不眠の悩みについて、東京メディカルケアセンターの精神科医、奥田弘美さんは「ストレスによって心身が緊張し、十分に休めないことが原因となっているケースが多い」と指摘する。奥田さんがすすめる手軽なストレス解消の方法は、夜寝る前にできて、自分が心地よいと感じられる行動をする時間を確保すること。たとえば、雑誌を読んだり、音楽を聴いたりすることでもいい。ただし、寝る前にパソコンで作業したりテレビを見たりすると光の刺激で寝付きが悪くなることもあるので避けた方が無難だという。眠れないことがストレスになって余計に眠れなくなるという悪循環もあるので、ストレスが原因と考えられる不眠なら、あまり悩みすぎないことも大切だ。不眠の原因としては、深夜までの仕事が続いたり、食生活が乱れたりして、体が本来持つリズムが狂っていることも考えられる。こうしたことに心当たりがある場合、規則的な生活や栄養バランスの整った食事を心がければ、不眠の悩みが解決できる可能性はある。不眠の症状が長期間続いて倦怠感が抜けない、集中力が低下するといった症状が出たら、心療内科や精神科など専門医の受診が望ましい。
日本経済新聞2007年5月5日〜安全ステップアップ/不眠の悩み(永井紗耶子氏による)より一部紹介しました