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2006年10月16日

腱鞘炎

 パソコンと接する時間が増えたシニア世代に“パソコン指腱鞘炎”ともいえる症状
の事例が出始めている。マウスのクリックを繰り返すことにより、指の腱鞘を痛める
もので、加齢とともに指の腱鞘が硬くなっていることが発症の一因という。
腱鞘炎は、手や指を使いすぎることにより、この腱や腱鞘が腫れ、痛みを感じる病気
だ。キーパンチャーやピアニストの職業病として知られるが、その場合、親指や中指、
薬指の付け根に症状が起きるのが一般的。ところが、パソコンのマウスを使う動作を
繰り返すことが影響して、従来腱鞘炎にかかることがなかったはずの、ひとさし指の
第2関節と第3関節の間にある腱鞘を痛めてしまう。
この腱鞘のそばには神経や動脈が走り、手術は簡単ではない。これまであまり知られ
ていなかった部位の腱鞘炎だけに、病院に行っても見逃される場合もあり、注意が必
要だ。
また、中高年、特に、更年期の女性はホルモンの低下により腱鞘が硬くなるため、携
帯メールにも注意が必要。親指の腱鞘炎を起こしやすくなる。
いずれの場合も、自覚症状があれば早めの受診を。


産経新聞2006年10月9日〜パソコン指腱鞘炎(津川綾子氏による)〜より紹介しまし