首のこり
首の「こり」に悩む人は多い。首のこりは肩こりほど問題視されにくいが、放置すると症状の悪化や傷害につながることも。日本人は体型的に、首の症状を抱えやすいという。首の内部には生命を支える重要な器官が入っている。7つの頸椎とそれを支える椎間板、神経の束である脊髄、脊髄から枝分かれした神経根、じん帯、動脈などだ。横から見て頸椎がS字を描くのが首にとって理想的な姿勢だ。
しかし「現代の生活は首にとって過酷だ」と、三井弘整形外科・リウマチクリニック(東京都千代田区)の三井院長は指摘する。首に最も負担がかかる姿勢は首が前に出たり、下に曲がる「屈折」状態。ノートパソコンを使う姿勢が典型だ。「日本人は欧米人に比べて首が疲れやすい。肩幅に対して頭が大きいのに、頭を支える頸椎のサイズは小さい。首自体も短めで、一つ一つの頸椎にかかる負担も分散されにくい」と言う。
日本経済新聞2007年2月13日〜NIKKEI プラス1/首の「こり」頭痛の原因に(長田美穂氏による)〜より前半部分の一部紹介しました