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女性が冷えるわけ

 男性には目立たない冷えが女性に多いのは、筋肉量が少なく熱生産が思うようにいかないことが理由の一つ。体が冷えると、月経期間が延びたり月経痛や腰痛を強く感じるなどの症状がでやすい。愛育病院産婦人科部長の安達知子医師によると、「ホルモンや神経が各臓器でうまく機能する体温は36.5〜37度くらい。寒くなると皮膚のセンサーがこの情報を間脳の体温中枢に伝え、自律神経が体内でつくられる熱の量などを血管の収縮を介して調節する。女性ホルモン分泌の中枢も間脳にあり、自律神経の働きと深いかかわりがある。「通常女性は月経の4日くらい前から急激に女性ホルモンが下がり、これに反応して月経が起きる。この時期、自律神経のバランスを崩しやすくなり、血管が収縮して循環が悪くなるので冷えが強くなる」(安達医師)。冷えが問題なのは排卵障害などの月経異常だけでなく、そこからくる様々な婦人科の病気、不眠や集中力の低下などを引き起こす可能性があるからだ。ウォームビズでこうした事態に陥るのを避けるには、やはり服装調節による自衛が必要。需要なのは腹だけでなく、背中を温めることだという。
 

日本経済新聞2006年12月16日〜HEALTH AND BEAUTY ウォームビズ対策(高谷治美氏による)より一部を紹介しました
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