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腹巻きの人気じわじわと(前)

 いま若い女性に「腹巻き」が人気だ。大手下着ブランドからおしゃれな腹巻きが相次いで登場、愛用者が増えている。主に寒さ対策として使われる腹巻きだが、実は防寒以外にも、新陳代謝を正常に保ったり免疫力を上げるなどさまざまな健康効果があり、医者も注目している。「腹巻きの人気はとてもよい傾向」とは、東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニックの川嶋所長。
おなかの冷えは全身の冷えにつながるため、健康面で大きな危険をはらむからだ。冷えは万病のもとだと川嶋所長は強調する。最大の問題は、冷えによる血流低下。酸素や栄養を運ぶ役割の血流が悪くなると細胞の働きが鈍り、新陳代謝も悪化、老廃物排出も滞るため血栓のリスクも出てくる。第二の問題は、低体温では酵素がうまく働かないこと。酵素は体内のさまざまな化学反応にかかわるため、酵素反応の悪化が脂肪代謝に影響すれば生活習慣病につながる可能性もある。また"心の健康"にも冷えが関係すると説く。「鬱病の人のお腹を触ると必ず冷たい」。冷えて血流が低下すると脳内のセロトニン分泌が鈍るためだという。

フジサンケイビジネスアイ2007年1月22日〜ヘルスケア/若い女性に腹巻き人気(小坂真里栄氏による)〜より紹介しました

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