関節リウマチ
関節に痛みやこわばりを起こす関節リウマチ。この病気の原因はまだ完全にわかっ
ていない。遺伝子(DNA)が原因の60%程度と推定されているが、いわゆる伝染病
とは違う。以前は不治の病と恐れられていたが、近年の治療薬の目覚ましい進歩によ
り、運悪く発症してしまった場合でも、ほとんど症状のない状態(寛解:カンカイ=
完治に準じた状態)にまで治すことが可能になった。
MTX(メトトレキサート)という内服薬が、多くの抗リウマチ薬の中でも最も効果
が高く、現在の治療の主力になっている。MTXで不十分な場合には最新の遺伝子技
術で開発された生物製剤と呼ばれる注射薬(エタネルセプト、インフリキシマブ)を
使用するこういった治療によって、大部分の患者は2ヶ月に1回程度の通院で健康な
人と変わらない生活を送ることができる。
リウマチは発症してから1〜3年間の治療が重要。MTXや注射薬の使用に習熟して
いる専門医の元で適切な治療を行うことが大切だ。
神奈川新聞2006年10月2日〜「いきいきすこやか」関節リウマチ(整形外科・天本藤
緒氏による)〜より紹介しました