不眠

不眠とは?
 不眠症で眠れない、熟睡できない、夜中に目が覚めてしまう…、適応性睡眠障害、精神生理性睡眠障害などがそれにあたります。
神経の興奮状態、疲労の蓄積、精神的ストレスなどが原因のようです。
ストレスは、脳内の記憶・情動回路において、脳内化学物質を介して覚醒中枢を興奮させる働きをします。
同時に、視床下部から分泌される副腎皮質ホルモンの調節も狂わせてしまいます。
副腎皮質ホルモンは、主に活発な活動を促しているため、ストレスにより、ホルモンバランスを崩すと、深夜のとんでもない時間に目がさめて、覚醒しやすくなります。
日本人の5人に1人は、何らかの不眠症状を訴えているというデータもあるほどです。

原因は?
 精神的ストレス、心的外傷(PTSD・外傷性ストレス障害)環境の変化、不安、悲しみ(肉親の死など)無気力といった心的なもの、また、過労、激しい運動、過度に長い就床時間なども睡眠を妨げます。
これらが原因で夜熟睡できず、日中耐え難い眠気が襲ってきます。
不眠はうつ病、統合失調症、薬物やアルコール依存などと密接な関係があり、糖尿病、高血圧、肥満などの生活習慣病を悪化させることもあります。

対策は?
 眠れなくても就床、起床時刻を守りましょう。
起きたらすぐに朝の光を浴びると、朝の太陽光が体内時計に働き、睡眠覚醒リズムを整えてくれるため非常に効果的です。
眠れないからといって、寝酒を飲むのは禁物です。
昼間、どうしても眠いときは、正午から2時ごろの間に20分ほど仮眠を取ることをおすすめします。
朝起きてから8時間後、夜寝る前の8時間前に昼寝をするのが効果的です。
夜はゆっくりぬるめのお風呂に入って体を温め、夕食は睡眠の3時間前までに済ませるようにしましょう。
精神鎮静作用のあるハーブティーやホットミルクなどは気分を落ち着かせる効果があり眠りやすくなります。ベッド周りの照明は控えめにしましょう。
 8時間睡眠をとるのが理想的とされていますが、睡眠時間も人それぞれ。
自分にあった睡眠時間を知ることが大切です。
熟睡感がないときは、睡眠時間を減らしてみるという方法もあります。
眠れないということがさらなるストレスを呼んでは逆効果になりますので、あせらず、こういう時期もあるとのんびりかまえるぐらいにしましょう。
 長期間睡眠障害が続いたり体の不調を伴うときは、睡眠薬ばかりに頼らず医師の診断を受けることをおすすめします。


Copyright© 2006 ジェイエス. All Rights Reserved.